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小説が好きだ。

文字の羅列だけで遠くへ連れ出してくれる、小説が好きだ。

そして、素敵な小説の中には、必ず矢のように心を射抜くパンチラインがある。


エンタメから純文学まで、気まぐれに読み散らかしている中年脚本家が、胸を打たれた一行を偏執的に紹介したい。

ネタバレするけど、大丈夫。

ネタバレしても面白いから。

今回の一冊はこちら

「キリンヤガ」


マイク・レズニック著 内田昌之訳 ハヤカワSF文庫

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