杉浦理史 読書OUTPUT21冊目『1日1話、読めば心が暑くなる365人の仕事の教科書』
【読書の目的】
・人生で真剣勝負した人の言葉が365人、365ページに書いてある。1ページでも勉強になりそう。
・王貞治、稲盛和夫、山中伸弥など、ジャンル問わず「仕事ができる人」のエッセイが入っている。

【エッセンス】
実力より評判だよ。
- 幸田露伴が観察し発見した法則「大きなことを成し遂げた人は、失敗を人のせいにするのではなく、自分のせいにするという傾向が強い」(渡部昇一)
- 何か悪いことが怒った時は、「身から出た錆」、つまり自分のせいだと考え、反対にいいことが起こった時は「おかげさま」と思う。(山中伸弥)
- 渋沢栄一は三つの魔を持っていた。吸収魔、建白魔、結合魔。「学んだこと、見聞したものをどんどん吸収し、身につけてやまない。物事を立案し、企画し、それを建白してやまない。人材を発掘し、人を結びつけてやまない。(城山三郎)
- 本物になるということは、当たり前が当たり前にできる人になること。(中田久美)
- やっていた(やらされていた)その時間は「浪費」なのか、「投資」なのか。(横田尚哉)
- 1日に10秒でいい。自分の顔を鏡に映して、今日はどういう顔をしようかと訓練したらいいんです。(橋本保雄)
- 自分を捨てきれないものは会社を捨てるか、自分が捨てられる。自分を捨てるとは、立場とか名誉とか地位とか、そういうことにとらわれないで、企業経営のために、全能を傾けられることです。(井原隆一)
- 実力より評判だよ。(鈴木茂晴)
- 現在ある言葉の中で、最高の影響力を持った言葉は「ありがとう」の五文字。(小林正観)
【アウトプット】
エレベーターに乗る度に鏡を見て笑顔。
- 失敗したら必ず自分のせいにする。
- 山中教授も幸田露伴と同じ。「おかげさま」の精神を大事にする。
- この結合魔はいい!結合魔に私もなる。
- つまりは手を抜かないということ。常に80点、90点でいい。一度でも30点を取ってはいけない。
- やらされ仕事も「投資」だと思えばあとあと身につく。
- エレベーターに乗る度に、鏡を見てやります。
- 地位とか名誉とか関係ない。会社のためにみんなのために努力する。
- この言葉はいい!「実力より評判」肝に命じます。
- 「ありがとう」と書いた水と「ばかやろう」と書いた水では結晶が違うという話は面白い!人間は70%水でできているから、「ありがとう」が人にもたらす効果は大きい。
【雑記】
これはいい本!一流のプロ365人の言葉が、どれも色鮮やかに輝いている。
多くの本を読まずとも、これ一冊でいい気がしてきた。
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