【寺西南都】私はこうして作家になったpart4
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ついにNHKのテレビ番組で、構成作家デビュー!を果たすも厳しい現実に直面。
現場で打ちのめされる日々……。
「やっぱり作家向いてないのかも…」
ネガティブになっていた私に転機が訪れる。
市川さんが「先輩が作家事務所を設立するから、話聞きにこないか」と連絡してくれたのだ。(市川さん神か!)
そこで現事務所社長である、ピエール杉浦さんに出会った。
新しく事務所を作るからと、お誘いしてもらう。
今までなんでも即答していた私だが、初めて躊躇をした。
「役に立てるのだろうか……」
自信喪失している私を救ってくれたのが、ピエールさんのある言葉だった。
「なんとか仕事をこなして成功体験を積んでいけば、自分のキャパが広がる」
こんな優しい人がいるわけない。
当時はかなり疑っていたのを覚えている。(大変失礼しました)
だが、本当に優しい人だった。
PTAという事務所はいつの間にか私の居場所になっていた。
そして、こんな私も今年、アニメ脚本家デビューをさせてもらう。
作家になるためにはどうすればいいか
こんな感じで、私は婚活をしていたら、いつの間にか作家になっていた。
人とたくさん会い、恐れ多くも自分が作家だと言いまくっていたおかげで。
私はシナリオライターになっていた。
「出会った人が私をライターにしてくれた」
その一言に尽きる。
偉そうなことを言えた義理ではないが、
今やっていることが、例え関係のないようにみえても、ライターへの道に繋がっているのかもしれない。
そう思って毎日を過ごしてみるといいのではないかと思う。
まぁ何はともあれ、とにかく続けていれば、なんとかなる!