【ブラジリィー・アン・山田】明日から使えるプロレス名言集#1〜長州力編〜
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「あいつが死んだら、俺が墓にクソぶっかけてやる!」
1995年、長州力が再三挑発を繰り返す安生洋二らに対して、
ブチ切れて言い放った至極の名言。
この人が、ご存知・長州力です。
本名、吉田光雄。キャッチフレーズは、革命戦士。
今年、惜しまれながらも、67歳にして引退しました。
長州力さんの名言といえば、長州小力さんの持ちネタ「キレてないですよ」ですが、
「あいつが死んだら、
俺が墓にクソぶっかけてやる!」
いったいどういう状況でこんな言葉が発せられたのか?
1994年、髙田延彦をエースとするUWFインターは、
当時の新日本のエース・武藤敬司など各団体のエースに1億円トーナメントの出場を呼びかけました。
実際、現ナマ1億円をテーブルに用意した記者会見は、週刊プロレスの表紙にもなり、物議を醸したものです。しかし、このやり方に各団体は猛反発。
UWFインターは根回しもせずにマスコミに勝手に発表し、受けなければ逃げたと言える状況を作り出したのは、今でいう“炎上商法”を近いやり方でした。
「あいつが死んだら、
俺が墓にクソぶっかけてやる!」
公衆の面前で、いい大人が「クソをぶっかける」という言葉を使ったことに衝撃が走りました。
しかも、ぶっかける先は、相手じゃありません。「墓」です。
“墓にクソ”という不謹慎極まりない言葉の組み合わせ。
過剰すぎる暴力からは、文学の香りすら漂ってきます。
それほど長州力は怒り狂っていたのです。
キレてない長州がキレたのです(実際どっちかというと、キレやすいお方です)。
わたしたちは長州力から学びました。
”
みなさんも怒り狂った時、その怒りをなんとかして伝えたい時、使ってみてはどうでしょうか?
「あいつが死んだら、
俺が墓にクソぶっかけてやる!」
プロレスファンには「お、長州力じゃん!」と、
その言葉のチョイスにニヤリとさせることができるでしょう。
「まだまだあいつはキレちゃいないよ」という余裕すら感じさせるかもしれません。
しかし、非プロレスファンには、「え?墓にクソ?頭だいじょうぶ?」
と、ドン引きされること請け合いです。
どうぞお気をつけて、お使いください。