読書Output8冊目『1秒でつかむ』高橋弘樹 著
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読書Output8冊目『1秒でつかむ』高橋弘樹 著
【読書の目的】・タイトルに惹かれて。タイトルの意味とは。
・ヒットメーカー高橋弘樹さんの思考に触れる。
どんな企画にもストーリーは必須。
- 「ネガティブなものの魅力を発見する」ことが、バズったり、熱狂的なファンのつく「見たことないおもしろいもの」を生み出すために有効な手段。
- ネガティブLOVE。
- 「ストーリー」なくしてコンテンツとして成立するのは、「エロ」や「グルメ」など、人間の本能に訴えかけるジャンルだけ。
- 超具体化。とにかくディティールこそ、雄弁に取材対象者の魅力を表す。
- エンターテインメントにおいて、受け手は楽しみにきているだけ。プラスの付加価値。
- インパクトを持たせて紹介。
- 見たいと思わせる設定が必要。
- 「人の感情を揺さぶるストーリー」を描くという目的で考えるなら、「原因の体験の擬似共有→結果の体験の擬似共有」この2幕構成。
【アウトプット】
再体験させる努力。
- 例えば、「遠距離通勤」の魅力、「スラム街」の夢や希望を。ネガティブの中の魅力。
- これは企画考案の参考になりそう。「ポツンと一軒家」も似たような感じ。
- それ以外はストーリーは絶対に必要。
- 「夜に蕎麦を食べていた男」→「深夜一時に10歳年上の彼女と新橋の富士そばを食べていたりそな銀行に勤める30代前半のサラリーマン」頭に浮かぶ映像が異なる。人間観察してみよう。
- 「楽しみにきた」その結果、学べる。感情を揺さぶられる。プラス何かを考える。
- 「ゴロゴロポテチ男」とか「揚げピザ爆食い女」とキャッチをつけると脳にインプットされやすい。
- 「人の家を見せてもらう番組」→「終電を逃した人の家をいますぐ見せてもらう番組」
- 再体験させる。
【雑記】
企画を考える際にも、脚本を書く際にも使えるアイデアが多くあった。
具体的に今まさに書いている企画にも当てはまることで、これを視点にもう一度推敲してみよう。
「放送作家こそ脚本家であれ」とはまさにこのこと。
企画はストーリーだ。
企画はストーリーだ。
「家ついて行ってイイですか?」など実際の番組の仕掛けや構造をわかりやくす解説して、一般に落とし込んでいる名著。