【米内山陽子】小説のパンチライン「キリンヤガ」②
小説が好きだ!①から随分間が空いてしまいました。
そして現在はコロナ禍真っ最中。
必要最低限な事で命を繋がねば、と必死におこもり生活をしています。
そして実感します。
心を潤すことも、必要なんだなぁ、と。
幸い現代にはエンタテイメントが溢れています。
スマホやタブレットに本も、音楽も、映像も、ゲームも、入っています。
そんな中で、絶版の、電子書籍にもなっていない作品のご紹介。その2です。
状況が好転して、図書館が開いたら、手にとってください。
小説が好きだ。
文字の羅列だけで遠くへ連れ出してくれる、小説が好きだ。
そして、素敵な小説の中には、必ず矢のように心を射抜くパンチラインがある。
エンタメから純文学まで、気まぐれに読み散らかしている中年脚本家が、胸を打たれた一行を偏執的に紹介したい。
ネタバレするけど、大丈夫。
ネタバレしても面白いから。
今回の一冊はこちら
マイク・レズニック著 内田昌之訳 ハヤカワSF文庫