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現在は作家、脚本家として活動していますが
以前は劇団に所属し、俳優で食っていくことを目指していました。
双数姉妹という劇団に所属し、その後、東京オレンジに移籍。 

作家になる前は

今や超売れっ子になってしまった堺雅人といっしょに活動していましたが、
堺さんが売れっ子になり、東京オレンジに出演できなくなった途端、
劇団の動員が半分以下まで落ち込み、多額の借金を抱え、劇団員みんなで借金を返しながら、
演劇活動を続けました。
今思い返せば、それも楽しい思い出です(半分嘘)。
 
俳優をしていたとき、
ラジオCMを制作している会社が私のことを気に入ってくれて、
声の仕事を何度かいただきました。
1、2時間の収録で半月分のバイト代が入ったのは、本当にいい思い出です。
元気かな?ランダムハウスの松本さん。

作家になろうと思ったきっかけ

思い返せば、高校時代にボリス・ヴィアンの『うたかたの日々』に影響を受けて、
2本ほど小説を書いたりしていました。
なんかの賞に応募し、箸にも棒にもかからなかったことは鮮明に覚えています。

その後、俳優としての自分を売り出すために、
マシュマロウェーブの『三つ子物語/ウミベデサルト』に影響を受け(本多劇場でほぼ素舞台!)
自ら出演する作品の脚本を書きました。
それが楽しくて楽しくてしょうがなくて、俳優を引退し、
脚本家・演出家に専念する決意ができました。
こう書くと、前向きに聞こえますが、
実のところ、舞台上で楽しくなるとセリフを忘れてしまうということを何度か経験し、
俳優としての自分に限界を感じていました(笑)。

今でも時々、俳優をやりたいと思うこともありますが、
セリフを覚えられる自信がありません!(自信満々)

そんな私がどうやって作家になることができたのか
part3へつづきます…