杉浦理史 読書OUTPUT18冊目『超訳 努力論』著:幸田露伴
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【読書の目的】
・買っただけで読んでなかったため。
・このコロナ禍で多くの努力が吹き飛んでいった。努力について再び考えるきっかけになれば。
人間の差は非常時にこそ現れる。
- 人間は努力をするように生まれてきた。
- 「努力している」と思っているうちはまだダメだ。
- 昨日と同じ自分でいるな。
- 露伴の「幸福三説」。「惜福」福を使い尽くさないこと。
- 「分福」恵まれた福を人に分け与えること。
- 「植福」世の中の幸福を増進し育てていくこと。これが最も大事。
- 仲の良い夫婦は健康だ。
- 犠牲になることに報酬を期待してはいけない。
- 世の中の雑事に惑わされるな。
- 人間の差は非常時にこそ現れる。
- 人を信じることは一種の苦行だ。
【アウトプット】
努力することが自然であるように。
- 努力とは、成果と関係なくするべきものなのだ。会社の仕事もコロナ禍で努力して積み上げたものが中止や延期になってしまっているが、それで凹んではいけない。
- 努力することが自然であるように。
- 昨年と同じ自分であれば、受け取る運命も同じ。
- 秀吉のように金を豪勢に使うのではなく、家康のように倹約の精神(惜福)があれば260年に渡る徳川幕府の礎を築くことができる。
- 利益を独占すれば利益を失う。
- 福を植える人になる。これについてはまだよく分からない。その域に達成ていないからか。
- お互いによく観察すべし。
- これは気をつけないといけない。肝に命じます。
- ついスマホを開けて無駄にニュースサイトをチェックしてしまう。あれよくない。
- まさにコロナ禍の現在。今まで養ってきた能力の差が歴然と現れてしまう。
- 人を信じて、災難にあったっていい。しかし、人を信じることが飛躍に通じる。まさに苦行だ。
【雑記】
「幸福三説」とは面白い。
福を惜しむ人は福を保つことができる。福を与える人は福を為すことができる。しかし、子々孫々に受け継がれていくような福を作り出せるのは福を植える人だけなのだ。
正直、コロナ禍で売り上げはめっきり下がり、通帳を見ては心配していたが、こういう時こそ人間の差が出る。
下を見ない。努力する。それが当たり前にならないと。