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読書Output15冊目『嫌われる勇気』著:岸見一郎・古賀史健


【読書の目的】
・こういった本を読まない堀江氏が勧めてた。40年前に読んでいたらもっと楽だったのに、と言っていた。
・名作は読んでおかないと。
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【エッセンス】

「原因論」ではなく「目的論」。幸せになる勇気が足りていないだけ。

  1. 我々は皆、何かしらの「目的」に沿って生きている。「原因論」ではなく「目的論」
  2. アドラーの心理学は勇気の心理学。過去や環境は関係ない。能力が足りないのでもない。「幸せになる勇気」が足りていないだけ。
  3. 健全な劣等感とは、他者との比較の中から生まれるのではなく、「理想の自分」との比較から生まれる.
  4. 「人々は私の仲間なのだ」と実感できていれば、世界の見え方は全く違ったものになる。
  5. 相手の言動によって本気で腹が立ったら、相手は「権力争い」を挑んできているのだと考える。
  6. 課題の分離。あらゆる対人関係のトラブルは、他者の課題に土足で踏み込むこと、あるいは、自分の課題に土足で踏み込まれること、によって引き起こされる。
  7. 所属感。「ここにいてもいいのだ」と感じられること。居場所があると感じること。
  8. 所属感とは、生まれながらにして与えられるものではなく、自らの手で獲得していくもの。
  9. 褒めてはいけない、叱ってもいけない。他者を評価する言葉は全て「縦の関係」から出てくる言葉で、我々は「横の関係」を築いていかなくてはならない。そして、我々は自分がだれかの役に立っていると思えた時にだけ、自らの価値を実感できる。
  10. 人生とは連続する刹那である。「いま、ここ」に生きるしかない。計画的な人生など、それが必要か不必要かという以前に、不可能。
  11. 「いま、ここ」に強烈なスポットを当てる。

【アウトプット】

承認欲求はドブに捨てる。

  1. 「原因論」ではなく「目的論」。過去に何があったかなんて関係ない。
  2. 変わるには勇気がいる。
  3. 誰かと競争するという意識を一切なくす。確かに、これだけでだいぶ楽になる。
  4. 共同体意識を持つ。
  5. 権力争いを挑まれた時には、絶対に乗ってはいけない。
  6. これはまず誰の課題なのか。それをまず考える。自分の課題に集中する。
  7. 所属感については、深く考えさせられた。
  8. だれかの役に立つこと。
  9. 「横の関係」ですね。わかりました。
  10. 目標は大事。目標に向かって「いま、ここ」を生きる。サボっていては「いま、ここ」を生きていない。「いま、ここ」の連続が、「いつの間にかこんなところにきていた」になる。
  11. 本当にそう。「いま、ここ」に集中する。
【雑記】
『1兆ドルコーチ』も発見が多かったが、この『嫌われる勇気』もさすがの名著!何度も心が洗われた。「課題の分離」「承認欲求を捨てる」「横の関係」「競争意識を捨てる」これを知る前と知った後では、人が違うよう。まずは妻に贈ろう。