カテゴリ:

「あいつが死んだら、俺が墓にクソぶっかけてやる!」

 

1995年、長州力が再三挑発を繰り返す安生洋二らに対して、
ブチ切れて言い放った至極の名言。



20181129191052






















この人が、ご存知・長州力です。
本名、吉田光雄。キャッチフレーズは、革命戦士。
今年、惜しまれながらも、67歳にして引退しました。


長州力さんの名言といえば、長州小力さんの持ちネタ「キレてないですよ」ですが、

インパクト文学性においては、やはりこの言葉しかありません。



「あいつが死んだら、
俺が墓にクソぶっかけてやる!」




いったいどういう状況でこんな言葉が発せられたのか?


1994年、髙田延彦をエースとするUWFインターは、
当時の新日本のエース・武藤敬司など各団体のエースに1億円トーナメントの出場を呼びかけました。
実際、現ナマ1億円をテーブルに用意した記者会見は、週刊プロレスの表紙にもなり、物議を醸したものです。
しかし、このやり方に各団体は猛反発。

UWFインターは根回しもせずにマスコミに勝手に発表し、受けなければ逃げたと言える状況を作り出したのは、今でいう“炎上商法”を近いやり方でした。

 これを仕掛けたのが、安生洋二、宮戸優光、取締役だった鈴木健の3バカトリオ(長州力命名)です。

 その後も再三に渡って挑発を繰り返す3バカトリオに対して、業を煮やした長州力が言い放ったのが、この名言です。



「あいつが死んだら、
俺が墓にクソぶっかけてやる!」



公衆の面前で、いい大人が「クソをぶっかける」という言葉を使ったことに衝撃が走りました。

しかも、ぶっかける先は、相手じゃありません。墓」です。


“墓にクソ”
という不謹慎極まりない言葉の組み合わせ。
過剰すぎる暴力からは、文学の香りすら漂ってきます。

それほど長州力は怒り狂っていたのです。
キレてない長州がキレたのです(実際どっちかというと、キレやすいお方です)。

 

わたしたちは長州力から学びました。

怒り”を表現する時、手加減しちゃいけない。




みなさんも怒り狂った時、その怒りをなんとかして伝えたい時、使ってみてはどうでしょうか?


「あいつが死んだら、
俺が墓にクソぶっかけてやる!」


 

プロレスファンには「お、長州力じゃん!」と、
その言葉のチョイスにニヤリとさせることができるでしょう。
「まだまだあいつはキレちゃいないよ」という余裕すら感じさせるかもしれません。

しかし、非プロレスファンには、「え?墓にクソ?頭だいじょうぶ?」
と、ドン引きされること請け合いです。


どうぞお気をつけて、お使いください。