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芸術の秋第2弾!
今回も音楽がテーマの作品を。

「オーケストラ!」は楽器、今回は歌。
楽器弾ける人、歌が上手い人って憧れます。
私はどちらも得意ではないので。
昔ピアノは習ってたんですけど…練習嫌いだったので全然上達しませんでした。


そういえば、当時通っていたピアノ教室の隣には古いアパートがあり、その前に大きなツリーがありました。
小学1年生だった私がクリスマスにそのツリーを眺めていたら、管理人のおばあちゃんが話しかけてくれて、いつの間にか仲良しに。
レッスンが終わると遊びに行って、ジュースやお菓子を貰って食べてました。(おばあちゃんは私の為にオモチャ付きのお菓子をいっぱい買ってくれていた)
一番びっくりしたのは、おばあちゃんが私のレッスンバッグを手作りしてくれた事です。




探してみたら出てきました。
多分一生捨てられません。


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でもこんなにも色々して貰っていたのに、日が経つにつれなんとなく遊びにいかなくなってしまい。
3カ月後くらいに気になって家を訪ねてみると、出てきたのは知らない男の人でした。
ビックリしてそのまま逃げかえって(ピンポンダッシュしてる…汗)それきりです。

今の時代では考えられない事ですよねぇ

足が遠のいて、寂しい想いをさせてしまったかなぁ
おばあちゃんは私が来るのを、ずっと待ってたんじゃないかなぁ
ちゃんとお別れ言いたかったなぁ

ちょっと切ない思い出です。

めっちゃ脱線しました!笑



『コーラス』


コーラス メモリアル・エディション [DVD]
ジェラール・ジュニョ
角川ヘラルド・ピクチャーズ
2005-12-22



彼は死ぬまで音楽を教え続けた。名声を求める事もなく、小さな自分の夢に生き、多くの人を幸せにした。


※ある程度のネタバレもあります。読む際はご注意下さい。

問題児ばかりを集めた寄宿舎にやってきた、音楽家くずれのマチュー。
彼は子供達を手名付けるため、音楽の力を借りようと思いつく。
合唱団を結成し、自作の曲で子供達に“歌”を教えはじめたのだ。

数日後、一番の問題児であるモランジュは、教室で一人、黒板に書いてある楽譜を見て口ずさんでいた。その歌声を聞いたマチューは、その才能に気づき―

というお話。
私は物語の中に自然と歌が入り込んでいる作品が好みだったりします。
あと、先生と生徒の距離感が急激に縮まらないのがいい。
問題行動がなくなるとか、先生の言う事は聞くようになる、というような劇的な事はおこりません。
ラスト、学校を去る事になり、校門へ向かって歩き始めた彼の周りには、まさかの子供達が一人もいないのです。 ここは「先生、行くなよ!」と駆け出してくる場面じゃないの!?と見ながらハラハラしてしまいますが、大丈夫。
セリフを使わず表現するという映像ならではの最高のシーンが用意されていました。