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PTAの鈴森ゆみです。
更新3回目なのですが、そもそも星5つの映画をどういう基準で選ぶのかという事をちゃんと考えていませんでした。

星5つというのは「凄く面白かった!」という言葉を言い換えているだけなので、星5つと星4つの違いはもう自分でも全然わかりません。

そこで、星5つの定義は「私がリピートしたいと思った映画」という事にします。
相当好みじゃないと、2回目見るのって辛いと思うのですが、それが全然苦痛じゃない。
むしろもう一回見たい。と思ったものに絞ります。


※ある程度のネタバレもあります。読む際はご注意下さい。


今回選んだのは

『INTO THE WILD』




人生の楽しみは、人間関係だけじゃない。神はあらゆる所に新たな楽しみを用意している。僕たちは、モノの見方を変えなくちゃいけないんだ。

 裕福な家に生まれて優秀な成績で大学を卒業した22歳の青年が、財産も、親も、自分の名前さえも捨てて、アラスカの地へ旅立つ。
ヘラジカを狩り、薬草を食べ、物質的な世の中から脱するという自分の理想を追い求めた先に待っていたのは…という実話を元にした作品。
しょっぱなから発揮される凄いスケールの映像美と、18キロの減量で主役の生涯を演じきったショーン・ペンの演技が圧巻です。

人とのつながりを全て経った彼の選択とその心境を、映画を見ながら徒然と考えていました。
孤独になったらどうなるんだろうと想像して怖くなったり不安になったりする事もありますが、反面、そのすがすがしさを経験してみたくもあります。

私は数カ月前にTwitterのアカウントは消さずアイコンだけをアンインストールするという中途半端な事をしました。(他の人のツイートを見ようと思えば見れるけど、無意識に開くという事がなくなる)
それだけでも随分気分はすっきりしましたねぇ。
今はアンインストールしてよかったと思っています。その分情弱にはなってますが。

人と繋がり続けるのも疲れるものです。

他人の評価や他人からの見え方なんか意識せず、生きたいように生きる。
その理想と現実が頭の中でぐるぐる回ります。