【杉浦理史】私はこうして作家になった4/4
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「作家に必要なスキルはなにか?」ということを考え出すと、答えはいくらでもあると思うんですが
私に一つだけ能力があったとすれば「人に恵まれる運が良いこと」かもしれません。
作家になるために必要なこと…
私に書く才能がどのくらいあるかわかりませんが、人に恵まれ運が良い偏差値は90だと思います。作家事務所を設立。チームで仕事を動かす。
当時、私の仕事も多くなりせっかくのご依頼もお断りすることが増えていました。
それももったいないような、心苦しいような気持ちになり、今までの作家仲間を中心に脚本家と放送作家を集めました。
現在の所属作家20名を選んだ理由はこの3つ。
- 得意分野が被らないこと……メインカルチャーからサブカルチャーまで、オールジャンルに精通していて、どんな仕事でも受けられるように。
- 愛想がよく、明るく優しい……脚本家や放送作家を選ぶということは、チームに入れるということ。暗い作家はチームに入れたくない。
- すこぶる運がいい……営業をしてもしなくても、運のいい作家は仕事が来る。そんな運のいい作家のプロジェクトはなぜかバズる。
つまりは、楽しく一緒に仕事ができそうな作家たちです。
20名も集まってもらって、やっぱり私は人に恵まれています。
目標はハリウッドの脚本家
私の目標はハリウッドアニメ映画の脚本です。
ディズニー映画などの脚本は複数人のチームを結成して一本を作り上げます(もちろん全てではないですが)。
なのでうちのメンバーでチームを作り、世界にまだない新しい映画の脚本を作りたい。
これも、人に恵まれ運の良い私と会社なので、近く実現すると思います。